サステナビリティSustainability
持続可能な未来へ
製造現場のサステナビリティ・
トランスフォーメーションをサポート
サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)とは、企業の収益力強化と社会の持続可能性に貢献する取り組みを結びつけることで、持続性と成長性を向上させ、中長期的な価値の向上を目指す取り組みです。
カストロールでは「廃棄物の削減」「資源の有効活用」「炭素削減」を実現する製品・サービスを中心に、製造現場のSX支援を行っています。
カストロールが提供する価値
Value Proposition
01
CO2排出量を実質ゼロに
原材料調達から廃棄までのライフサイクル全体を通して排出されるCO2排出量の最小化に努めています。その上で、削減しきれないCO2排出量は、bpグループ全体の削減活動によりカーボンオフセット(相殺)を実現。潤滑油を利用されるお客さまに「CO2排出量実質ゼロ」を提供します。
カーボンオフセットの仕組み
すべてのカーボン
オフセットを実現
※カストロールは、The bp Target Neutral (bpカーボンオフセット非営利事業)によるプロジェクトのポートフォリオからオフセットクレジットを購入しています。
国際基準に準拠し、第三者認定を受けた
信頼性の高いカーボンオフセットの仕組み
カストロールのカーボンニュートラル製品は、国際的に認められた規格の1つである「PAS 2060」の認定を、第三者認証機関から受けています。
02
生産現場でのCO2算定作業の負荷低減
カストロールのカーボンニュートラル製品を導入することで、Scope3(下図参照)として算定が必要な潤滑油の調達から廃棄までのCO2排出量を相殺(実質ゼロ)しているため、排出量の算定が不要です。
サプライチェーン排出量
上流
Scope1、Scope2以外の間接排出
(購入に関して排出されるCO2)
通勤
原材料
輸送・配送
Scope3
自社
自社で使用、排出されるCO2
燃料の燃焼
Scope1
(直接排出量)
自社の事業所等で燃料などを燃焼
電気の使用
Scope2
(間接排出量)
他社から供給された電気、熱、蒸気などの使用
下流
Scope1、Scope2以外の間接排出
(販売に関して排出されるCO2)
製品の使用
製品の廃棄
Scope3
潤滑油の算定対象はScope3
算定作業の流れ
-
Step.1
工場全体のScope3
対象品目を洗い出し -
Step.2
各品目のCO2排出量を
各納入業者に確認 -
Step.3
各品目ごとにデータ集計
-
Step.4
合計値を算出
カストロールのカーボンニュートラル製品なら不要に
03
生産性を向上する高い品質はそのままにカーボンニュートラルを実現
カストロールのカーボンニュートラル製品は従来提供してきた製品と品質は変わりありません。
特殊添加剤の配合技術で製品のロングライフを実現し、生産性の向上を支援します。
カストロールのギアオイルの特徴
低減
抑制
得られる効果
メンテナンスサイクル延長
設備寿命延長
省エネ効果 (電気料金の削減)
コスト削減とCO2削減を同時に実現
Case study
「水溶性切削油剤(XBB)」と「リサイクルできる水溶性クリーナー(テクニクリーンXBC)」を導入した場合
-
CO2削減効果
※CO2削減量14kg=スギの木/本にて算出(出典:林野庁HP)
-
コスト削減効果
カーボンニュートラル製品ラインナップ
カストロールが目指す姿
SUSTAINABILITY PROGRAMME
PATH360について
VISION
PATH360は、より持続可能な未来を創造するための新しいアプローチで私たちカストロールは2050年までにネットゼロに達することを支援します。
カストロールは、2014年に世界で初めて、PAS 2060に準拠したカーボンニュートラル潤滑剤の認定を取得しました。それ以来、私たちはカーボンニュートラルに関するご提案を拡大し続けてきました。さらなる持続可能な未来に向けたカストロール独自の新たな取り組みが「PATH360」です。
各製品のライフサイクルを見直し、廃棄物削減・低炭素化・人々の生活向上のためにできることは何かを常に追求していきます。そして、お客様やパートナー、地域とカストロールの共創が生み出す持続可能な社会を目指して、PATH360を推進していきます。
※当社はサステナビリティ戦略とカーボンニュートラルプログラムの見直しを継続しており、状況の変化や時間の経過とともに進化または変化する可能性があります。
PATH360には、次の3つの重点領域があります。
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廃棄物を減らす
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炭素を減らす
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生活を向上させる